太陽ファルマテック⾼槻⼯場は、固形製剤と注射製剤を主要製品とし、厳格なGMP（医薬品の製造管理及び品質管理の基準）管理のもと高品質な製品の安定供給を実現し、医薬品製造販売業者から受託した医療用医薬品製造を実践しています。
固形製剤
⼯場内の⽣産ラインによって製剤の製造から包装までを⼀貫製造。⾃動化やコンピューター制御が導⼊された都市型のハイテク製剤⼯場として、夜間無⼈運転を含め24時間稼働を実施し、⾼品質かつ安定した供給を可能にしています。
注射製剤
高度なクリーン環境を実現する最新鋭の設備を保有し、アンブル、バイアル、シリンジ製剤を製造しています。さらには厳格なGMP管理によって、凍結乾燥バイアル、⽣物学的製剤の製造も⾏っています。
高槻工場は、大手製薬会社の西日本主力工場として、1933年12月の操業以来85年超に渡り、その役割を果たし、2019年10月、太陽ホールディングスの医薬品事業会社として、新たなスタートを切りました。
GMP基準に対応できる技術力と設備を備え、今後は、海外のネットワーク拡大、再生医療、遺伝子治療、など、多様なニーズに応えることができる事業展開を目指しています。
工場は、京都駅・大阪駅から15分程度とアクセスが容易な、JR東海道線高槻駅から徒歩3分、阪急高槻市駅からも徒歩10分と、交通利便性において非常に優れた都市型工場です。
太陽ホールディングスグループは、国内7社、海外11社に展開する総合化学メーカーです。
世界シェアトップクラスを誇る「ソルダーレジスト」をはじめ、エレクトロニクス事業、医療・医薬品事業、エネルギー事業、⾷糧事業、ファインケミカル事業などの様々な分野に、⾰新的な製品をもって貢献しています。
当社グループは医療・医薬品事業を第２の柱となる事業に成長させるべく、様々な取り組みを行ってきました。その一環として、グループ内の医薬事業は、受託製造を当社、製造販売業務をグループ会社の太陽ファルマ株式会社が、それぞれ担っています。
医薬品の受託製造事業と製販事業の両輪が、相互協⼒・並⾏的に成⻑。これまでグループが培ってきた⽣産技術⼒、製品開発⼒を医薬品事業に⽣かし、海外へのネットワーク拡⼤も視野に事業を展開しています。
